スマホをSHARPのAQUOS R2 compactに買い替えました
スマホを買い替えました。
一昨年(2017)の5月にガラケーから乗り換えたhuwei nova依頼およそ2年3カ月ぶりの機種変更です。
もう少し使うつもりでいたのですが、どうにも最近動作が重くなってきてしまいまして、楽天モバイルにMNPしたタイミングで丁度機種変更キャンペーンやっていたので衝動的に注文しました。
というわけでざっくりとレビューします。
時代に逆行するコンパクトスマホ
公式ホームページからの引用
特徴としては機種名の通りコンパクトさですね。比較としてiphoneSEが引き合いに出されますが、ほんの少し大きくしたサイズ感。
実物を見ると予想していたよりも小さく感じました。以前使っていたhuawei novaも割と小さいほうだと思ってましたが、それよりもかなり小さい。
あくまで機能性を求めるツールとして使う場合このぐらい小さい方が扱い易くていいですね。手に平に収まり、片手の操作で完結できる。ただ、幅の小ささに対してやや厚みがあるので、ちょっとずんぐりした印象を受けるかもしれません。
手で持ったときのサイズ感
huawei novaとの比較。本体サイズはふた回りほどダウン。画面サイズは数字上5→5.2インチと大きくなっているのですが、それは縦長ディスプレイであるが故で、横幅は小さくなっているため実際に使える領域というのは多くのアプリケーションで小さくなっていると思います。
コンパクトな躯体に高性能SoC搭載
もう一つの特徴としては、この小さな躯体の中にSnapdragon845を積んでいるところ。ほぼ最上位のSoCですね。
機種変更を決断した最後の一押しはnovaの動作のもたつきが顕著になってきたからなので、さくさく機敏に動くようになって快適です。
特に僕のスマホ使用用途1位はfgoなので、全体的な動作から各種演出、ローディングまで軒並みストレスが軽減されたことが喜ばしいです。
具体的に起動時のローディングが30秒、戦闘前ローディングが15秒~くらいというところですかね。戦闘前ローディングについてはアプリ自体のバージョンアップでかなり短縮されており、周回機能も実装されたのでそこまで劇的ではないのですが、起動は明らかに早くなりました。novaでは1分から2分くらいかかってたので。
ただ、この小さな躯体にsd845を積んでいるからなのか、ずっと使っていると結構発熱します。それが原因かはわかりませんが、たまにうまく起動できないことがあります。あと、違う作業をしてバックグラウンドに常駐させていると結構な頻度で落ちていますね。sd845にメモリ4gでも頻繁に落ちるとなると、いったいどれだけのスペックを積めば不具合もストレスもなくプレイできるのか。
それと、これは相性の問題なのかもしれませんが、音声出力がめちゃくちゃで、アプリケーションの側で音量を小さくしても、SEやキャラクターボイスが設定通りの音量で再生されたかと思えば、無視して最大音量で再生されたりかなり耳障りです。本体スピーカーでBGMを流しながらプレイする人はちょっと覚悟した方がいいですね。
追記:fgoの音量めちゃくちゃ問題は解決しました。aquosにはDolby Atmosという疑似サラウンド音声機能がデフォルトでオンになっているのですが、どうもそれが悪さしていたようです。オフにしたら普通に再生されるようになりました。ほんと中途半端に余計な機能ばっかもりもりつけて、端末の価値を毀損するのが昔から好きですよね日本のメーカーは。
独特なダブルノッチ仕様
外見的な特徴としては、小ささ以外にダブルノッチ仕様というところ。
フロントカメラのノッチ部分はもう見慣れたものかもしれませんが、下部に指紋認証兼タッチ操作用のセンサーが出っ張っております。
ノッチ自体あまりスマートじゃないのでどうかなと思いましたが、実物を見て使ってみるとそんなに気になりませんね。
このセンサー部分のジェスチャーでホームや戻る、操作中アプリ一覧を開いたりできるんですが、誤操作が多く、使いこなすには慣れが必要そうです。特に戻るについては、ナビゲーションバーを表示して普通に操作した方が遥かに使い易い。これまた悩ましい。
わざわざノッチを増やしてまで設置されている指紋認証センサーですが、個人的には読み取り失敗が多いという印象で使ってません。しかしnovaにはなかった顔認証機能が搭載されているので、そちらで不自由なくロック解除しております。
スマホを取り出して画面を覗くように傾けると自動でロック画面が起動したり、色々と進化していて面白いですね。
追記:センサー部のジェスチャーですが、軽くフリックするというより、センサー部分を気持ちゆっくり確実になぞるという感じで操作すると誤動作し辛いですね。
その他箇条書き
・背面は艶のあるプラスチック仕様なので、指紋がべったべた付きます。次買うときはつや消しか金属仕様にしようと誓うレベル。基本的に僕はスマホカバーというものが嵩張って嫌いなので使わないのですが、ひとまず注文しました。
裸の状態の背面。指紋がつきまくる。
Amazonで500円で買ったプラスチック製のケース。実は先にTPU製のケースを買ったのですが、重さと厚みが気になったのでこちらにしました。ドット処理が施されてないので、空気の層がまだらに入ってしまいますが、まあ見栄えを気にして使っているわけではないので妥協。
その後背面用の保護フィルムを貼った状態(摺りガラス風味)。端末のコンパクトさを損なわずに背面の指紋や傷へ対策する手段としてはベストかもしれない。ただ、四辺が曲面なっているのでうまく張り付かず浮いてしまっているので、剥がれてきてしまわないかがやや心配。いっそのこと四辺を切ってしまうというのもありか。
曲面に沿ってフィルムを切り揃えた状態。
・小さい躯体であるため電池容量が2500mAhと少し心もとない。そのうえ超高性能CPUを積んでいるので、電池の減りは少々早い気がします。それでも一日中ゲームや動画視聴で使ったりしなければ帰宅までにはもつと思いますが、お守り代わりにモバイルバッテリーを持ち歩くといいかもしれませんね。
・本体価格は楽天モバイルの機種変更で約53700円(24回分割払い)。楽天カードを作って楽天系のサービスを色々使うようになったので、UQから乗り換えたのですが、当初は特に機種変更の予定はなかったんですよね。しかし、欲しいなと思っていたZenfone6が499ドルのところ為替で例のごとく7万近くしそうということで、他の機種を探したところ、楽天でキャンペーンがやっていたので衝動的に注文したのでした。発売当初は8万程、現在の相場は63000円程度ということで、まあまあ安く買えたのではないでしょうか。とにかく予算5万前後で考えていたところに、スナドラ845積んでるコンパクトスマホというのがインパクト強かったですね。
・縦長ディスプレイなので横幅が小さく、ゲームなんかの表示領域が結構小さく感じます。ツールとしてはこのコンパクトさは魅力なんですが、ゲームをする分にはもう少し画面の広さ、迫力が欲しいと思ってしまいますね。その点ではhuawei novaくらいが丁度よかった気がします。novaの横幅69.1mmに対して64㎜なので、次回の端末はその中間から大きくても70mmくらいを参考材料に選ぼうかと思います。
・防水防塵、おサイフケータイ対応なのも、付加価値としてはポイント。
何故か最後に楽天モバイルの宣伝
とまあサイズ感や性能面での売りの一方で、色々と欠点を抱えてはいるわけですが、性能的には申し分ないので、基本的には快適に使えております。
ひとまず分割支払いの終わる2年は使うとして、できれば3年以上使いたいですかね。性能的にはいけると思うですけれど、電池にしろどこかが経年劣化で不調を来す可能性はあるので、まあその時の状況次第ですかね。また何か根本的に使用感の変わる技術的な変化とかあったら、それを追っていくかもしれないし、それは現時点ではなんともというところ。
ところで、10月からは楽天モバイルがMNO化するんですが、R2compactはキャリア化後の回線対応とのことです。正直現状の楽天モバイル回線は、KDDIサブブランドのUQに比べると通信速度が遅い(十分使用に耐えるレベルではあるけれど)ので、幾らか改善してくれたらなと微かに期待していたりします。
楽天モバイルは契約していると楽天市場でポイントバックが2%ついたり、そのまま自動で支払いにあてたりできるので、普段楽天市場を利用する方にはおすすめです。
僕自身は楽天証券を利用するために楽天カード作った流れで、UQのプランとほぼ同じ条件で利用できるとわかったことから乗り換えを決めました。
現在の僕の楽天経済圏利用状況ですと、楽天市場通常1%、楽天カード利用2%、楽天証券1%、楽天銀行引き落とし1%、楽天モバイル2%、楽天市場アプリ0.5%で7.5%のポイントバックとなってます。そこに0と5の日はさらに2%のうえ、頻繁に色んなポイントバックキャンペーンやってるので、常時10%以上はポイント還元が期待できると思いますね。引き続きネット通販は、Amazonやヨドバシも使っていくつもりですが、賢く使い分けていきたい。
楽天をよく利用するとか、カード持ってるとか、MVNOの格安プランに興味ある(楽天はMNO化しますが)という人は一度楽天モバイルを検討してみてはいかがでしょうか。それでは。