正解するカド 考察・感想 ― 備忘録代わりのつぶやきまとめ
備忘録代わりの正解するカド関連のつぶやきまとめ。
というか、何か書きたいんだけれど、全体的に何も確証するところがないままの作品なので、まとまったことが書けない、というだけの話。
僕が見ている正解するカド。妄想とも言う。
新作アニメの感想その②|「2017年春新作アニメ所感 その②」― メモ帳https://t.co/Dvf1JFOZte#正解するカド#ロクでなし魔術講師と禁忌教典 #アリスと蔵六
— haji (@pcprc419) 2017年4月24日
眠る必要がなくなるときたか。「眠る」という機能が人間の生体にとってどういう機能を有しているのかという点と、「眠り」が人間の文化・社会的にどういう機能を有しているのか。前者の単純な解決はいいとして、メリット・デメリット、特に混乱が予測されるのは後者じゃないのかね。 #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年5月25日
まあしかし、人生の三分の一を停止して過ごしていた分、活動に充てられるメリットというのは大きいよね。眠るという機能が生体的に何を意味しているのかという点で作品がどういう解釈を示すのかというのも、興味がある。#正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年5月25日
お話の流れとして面白いのは、エネルギー問題というのが実際現人類にとっても大きな問題で、それを受け入れるか否かは合理性という点で異邦存在とギャップが少ないが、人類社会が眠らないことを選択するというは、文化的・精神的な面で前者よりギャップがあるのじゃないかという、表面化した「ズレ」。
— haji (@pcprc419) 2017年5月25日
なんかもっとズレていってやばい方向に進んでいってくれたらエキサイティングで面白い。どんどん「怖い」お話になっていかないかな。#正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年5月25日
野崎まどの作品一つも知らないので、着地点の方向性とか全然わからんのだけれど、どうなんでしょうね。
— haji (@pcprc419) 2017年5月25日
自分が大切にプレイして築き上げた唯一無二のお気に入りのキャラクターを、他所から別のプレイヤーがチートツールで介入して掠め取ろうとしたどころか、僕好みじゃないから育てなおしますねなんて言ったら、そりゃあ温和な沙羅花ちゃんもブチ切れるというものですよ #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年6月10日
いまここに偶発的にうまれ、連綿と紡がれた「この」人類の営みが愛おしい。その一回性こそに価値や尊厳がある。ただ情報の不確実性、量の増大を望むザシュニナには、そのような価値尺度がない。#正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年6月10日
結局、沙羅花はどういった存在なんですかね。「この」宇宙の外側に居た彼女が、偶発的に生まれた人間の営みに恋して、自分という存在をこの宇宙の物理法則の中に縛りつけた(あの指輪は枷)のであるとしたら、堕天した天使みたいですね。 #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年6月10日
わたしは異邦存在をやめるぞー!つって人間ライフをエンジョイした結果がくり #正解するカド pic.twitter.com/0ikYuau5N0
— haji (@pcprc419) 2017年6月10日
そりゃ言えんわな #正解するカド pic.twitter.com/C0u7LKg62s
— haji (@pcprc419) 2017年6月10日
ザシュニナが真道を異邦に連れて行こうというのはどういう意味があるのかがよくわかんないん #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年6月10日
サンサ出てきたあたりでこういう展開になることはひしひしと感じられたが、沙羅花ちゃんがマジカルな少女に変身ヒロインすることはまったく意表を突かれたと言わざるを得ない #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年6月10日
いいかいみんな、「正解するカド」は「ダンまち」なんだよ(違う #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年6月10日
正解するカド思いの外熱い物語だ
— haji (@pcprc419) 2017年6月10日
危うく5億年ボタンと同じ運命を辿るところだった真道さん #正解するカド pic.twitter.com/7lBaufetzG
— haji (@pcprc419) 2017年6月10日
沙羅花ちゃん見て堕天した天使のお話だなーとか思ってたけれど、ザシュニナが読んでる武者小路実篤の人間万歳がお話の叩き台で、まさしく神と天使と人間の話なのな #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年6月10日
いやあもう正解するカド最終回、色々と面白すぎた。ずっと笑ってた
— haji (@pcprc419) 2017年6月30日
思ってもみなかった情報に対する喜びとか、一方での悔しさとか、苦虫を噛み潰したような、ニヤケが止まらないような、とにかく定まらないザシュニナの表情の変化が最高 #正解するカド pic.twitter.com/8JVWGrBvrz
— haji (@pcprc419) 2017年6月30日
やはり日本のアニメではJKこそさいつよ #正解するカド pic.twitter.com/mmir0YUvwI
— haji (@pcprc419) 2017年6月30日
総理が今度は我々自らの力で会いに行こうとか良いこと言ってる横で、品輪博士一足飛びに異邦に旅立ってんのも笑った #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年6月30日
情報を意味あるものとして認識するには、それを読み解く主体としてのコードというものが必要だと思うのだけれど、じゃあ人間の人間たる所以は何かというと、そのコードの豊富さ、と考えるのも面白いのじゃないかね。#正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年6月30日
ヤハクイザシュニナは、複製をして、同じであるはずなのに最早別物であるという。その情報はいったい何が違うかというと、情報自体に何か付加されるものがあるのではなく、その情報を読み解く主体の側がもつコードに違いがある。 #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年6月30日
情報が複雑さを増していくためには、その情報を意味あるものとして再構成する主体としてのコードをもった存在が必要。面白いのは、そのコード自体が複雑性を増していくということで、それを可能にするのは、身体と大脳をもった人間という存在なのだよね。 #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年6月30日
で、情報を越えるもの、っていうのはいったいなんです? #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年6月30日
人類の情報量の多さは、情報に価値を与える主体――人間あってこそ。ザシュニナは人間に近づくことで、新道という情報に自ら価値を見出したように、情報の芳醇さを味わうのに必要なのは主体の変化なのではないか。人間を異邦へ連れていけば情報が増えるに違いないというのは不正解。 #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年7月1日
世界の情報量の多さ、その色合い、例えばクオリアの芳醇さというのは、主体によって違う。 #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年7月1日
最終回のザシュニナは、楽しそうに見えたよ、僕には。#正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年7月1日
楽しかったり、悲しかったり、驚き慄いたり、そういうのが情報が多い、というものなのじゃないのか。 #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年7月1日
宇宙を壊して、人間を異邦へ変換しても、ザシュニナの望む情報は得られない。ザシュニナが地球において触れた情報の芳醇さは、地球を観測していたところから、地球に降り立ち、新道たちと触れあう中で培ったものだからだ。 #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年7月1日
ザシュニナ可哀想って言うけれどね、あんだけ喜怒哀楽豊かに情報の芳醇さを味わう最終回のザシュニナは、まさしく真道幸路朗があげたかったプレゼントを受け取っていたのだと思うよ。だからこそ惜しむらくは、彼が人類の中で自らを培う選択肢はなかったのかということなわけだけれど。 #正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年7月1日
「私は、途中。……君と同じだな、真道」(´;ω;`)ブワっ #正解するカド pic.twitter.com/06NaTZhB8F
— haji (@pcprc419) 2017年7月1日
「私は、途中。……君と同じだな、真道」。ザシュニナは、ただ情報を定量的に観測する完成された存在ではなく、情報との関わりの中で自らもまた変化する、そのようにして情報を味わう存在なのだと気付いたのではないかという気がする。#正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年7月1日
情報がそれ自体意味をもたず、それを解釈する主体によって無限に意味や価値を変えていく。何もないけれど、無限に多様な姿が在る。なんかあれですね、仏教っぽくないですかね。#正解するカド
— haji (@pcprc419) 2017年7月1日
最終回ザシュニナの画像まとめたツイートが200リツイート300イイネついてユキカちゃんの画像が無反応なの、このアニメが結局どのような層に訴求したのかわかる
— haji (@pcprc419) 2017年7月5日
ザシュニナの何に感情移入したかによって最終回に対する感想も変わるのだなーと思った。僕はずっと笑ってました
— haji (@pcprc419) 2017年7月5日
今になって思ったけれど、僕はどちらかというと描かれていたものとしては真道の方に視点というか理解と言うか、そういうのが近かったのかな。悪いけどまあこれで納得してくれザシュニナ、って感じ
— haji (@pcprc419) 2017年7月5日
惚れた弱みというか、結局最終的に、力関係としてはザシュニナの方が弱かったかな、という印象
— haji (@pcprc419) 2017年7月5日
で、やっぱり「情報を越えるもの」とか、真堂はただ死んだのかとか、そこらへんよくわからないのであった。
めっちゃ考察しがいのあるアニメだと思うのだけれど、いまいち検索にヒットしない。もっと盛り上がればいいのに。